引っ越しの荷造りの仕方は?コツと必要なものも!
いざ、引っ越しをすると決まっても、何からすればいいのか、迷いますよね。荷造りはみんなしなきゃいけませんが、引っ越し当日になっても荷物がまとまらない・箱詰めが終わらないと言うことはありませんでしたか?なかなか進まない・終わらない荷造り、今日はそんな荷造りついて仕方や・コツを紹介します。
荷造りは何から始めたらいい?箱に詰める前に!
荷造りをするとなったとき、あまり何も考えないで、ただ箱に荷物を詰める人がいますが、闇雲に荷造りをしても、引っ越しに間に合わない・作業の手が進まないなどの原因になってしまいます。引っ越しの荷造りには効率のよい方法があります。例えばいつも使っている使用頻度が高い荷物を早めにダンボールに詰めてしまうと、引っ越しの前のその荷物を使いたくなったら、箱を空けて荷物を取り出す必要があります。ただ、荷物をつめればいいというわけではありません。今、使っていないものや、使用頻度が低いものから詰めないと二度手間になってしまいます。ほかにもこうした方がいいということはたくさんあります。箱を詰める前にした方がいいことをご紹介します。
部屋を場所ごとに分ける
まず、最初に部屋を場所ごとに分けてください。1人暮らしだったら、「キッチン」「リビング」「トイレ」「玄関」「洗面・風呂場」とのように場所ごとに分けて、ダンボールに詰めていくとわかりやすいです。トイレのような荷物が少ない場所は、場所の位置関係や使用頻度が高いなどを考慮して、どこかと一緒にしてください。そしてリビングなどの大きいところは細かくグループを分けます。「使用頻度が高い・低い」や「クローゼットの中身」、「本棚の中身」など家具ごとに分けます。
何からダンボールに詰めればいいの?
グループにわけられたら、荷物を詰めていきます。ます、分けたグループの中の「使用頻度の低いもの」、「引っ越しまで使う予定のないもの」からダンボールに詰めていきます。例えば、今、着ていないシーズンオフの洋服や、ストック買いしているシャンプーや洗剤など、今すぐに使わない・引っ越しすぐはなくても大丈夫なものから、荷物を詰めていきます。荷物を詰め終えたダンボールには「場所・グループ・中身の荷物」についてわかるようにマジックで書きます。中に何が入っているかわからなくならないため、引っ越し後にどのダンボールから、開けて片付け始めればいいかわかるようにしておきます。
また荷造りを終えた荷物は当日までその部屋に置いておくことが多いから、玄関から遠い部屋から作業をすると効率がいいと言われています。玄関や玄関に近い部屋から作業を始めてしまうと、朝、会社に行くときなどの時にまとめた荷物が邪魔になってしまうからです。普段、生活でよく通る動線の邪魔にならないように一番、奥から荷物をまとめてみてください。
次にもしかしたら、引っ越しするまでに使うかもしれない荷物をダンボールに入れます。これは、もしも使う時のために、ダンボールに詰め終わっても封はしないで、開けたままにします。使ったら、その都度その都度段ボールに片付けると、引っ越し当日に荷物が詰まっていないどうしようという状況を避けられると思います。あとは引っ越し前夜、もしくは当日にガムテープなどで封をするだけです。
荷造りをするときのポイント
今度は荷造りをするときのポイントです。詰めるものによってそれぞれポイントやコツが違います。ここでは大事なものだけ紹介します。
お皿・コップなどの食器の荷造りのポイント
食器を梱包する時はただ、むき出しに食器をいれるのではなく、新聞紙を使うと食器が割れにくくなります。お皿やコップを新聞で包むと割れるのを防ぐことができます。1枚ずつ新聞で包むのが基本です。食器をたくさん重ねた状態でひとまとめにしたときに、衝撃があると、割れるので注意が必要です。食器を詰めたダンポールの隙間には新聞紙や緩衝材を詰めて、隙間をなくしてください。また、食器は数が多いうえに1つ1つ新聞で包まないといけないため、引っ越しの2週間程前から計画的に荷造りを進めるのがおすすめです。
キッチン用品の荷造りのポイント
菜箸などの小さい調理器具はカラトリー類とまとめて緩衝材で包むのが1番です。引っ越した後にすぐ使えるようよう、ほかの荷物とは分けておくといいでしょう。鍋やフライパンなどの大きい調理器具は、調理器具よりも一回り、二回り大きいダンボールに入れて、隙間は新聞紙や緩衝材などで埋めます。重ねるときは1つずつ新聞で包むなどして、間にも緩衝材を入れるようにしてください。また、割れやすいものは箱の上のほうに入れると、落としたり、ぶつかったりしたときの衝撃が少なく済みます。
冷蔵庫・洗濯機の荷造りのポイント
冷蔵庫と洗濯機は水抜きと言われる作業が必要になります。水抜きとは、冷蔵庫や洗濯機にたまっている水を抜くことを言います。水抜きをしないと運んでいるときに水漏れが起こり、引っ越しの運搬作業が滞ることもあります。ほかの家電などに水がかかることや、引っ越し先のきれいな部屋を汚してしまう可能性もあります。家電に水がかかると壊れてしまうかもしれないので、きちんと水抜きはしておかなければなりません。水抜きはコンセントを抜いてから通常、行います。冷蔵庫は備わっている水受けの容器の水を捨てるだけでいいものもありますが、排水栓から直接、水を捨てるようなものもあります。洗濯機は給水・排水用のホースから水を抜きます。
その他の家電の荷造りのポイント
テレビやDVDレコーダー、パソコンなどは精密機械なので、引っ越し業者が梱包してくれるのがほとんどです。万が一のためにデータが保存されているDVDレコーダーやパソコンはバックアップしておいた方が安心です。テレビの配線などはすぐわかるように何か印をつけたり、メモをしたりしておくと、引っ越した後、テレビの配線を元に戻すときにスムーズです。
ポットやオーブントースターなどの小さい家電は段ポールに入るものは、ダンボールに入れて、緩衝材や新聞などで動かないように敷き詰めます。ダンボールに入らないものは、無理に荷造りしなくても、引っ越し当日に業者が梱包して運んでくれます。また、扇風機やストーブなど、現在使用していない季節家電は早めに梱包しておくといいでしょう。
文庫本・マンガの荷造りのポイント
本は小さめのダンボールの中にサイズごとに分けて詰めます。大きいダンボールにたくさん本を詰めてしまうと重くなって、運ぶときに大変になったり、箱の底が抜けたりするので、重さには注意しなければなりません。ダンボール1箱に文庫本なら20~30冊、雑誌やマンガは15~20冊くらいまでにした方がいいです。
まとめ
引っ越しの荷造りはコツをおさえたら、効率よく進められます。また、計画的に考えながら、毎日コツコツ進めましょう。そうすれば、引っ越し当日に荷造りが終わっていないと慌てることがなくなります。